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当社がコンサルタントとして取り組んでいた、日本の政府開発援助(ODA)による無償資金協力事業「ネパール国タライ東部地域における灌漑施設改修計画」の建設工事が完了し、現地にて竣工式が挙行されました。

ダワディ事務次官から感謝の意を示すToken of Loveを手渡される森社長
1.竣工式の挙行と両国関係者による祝意
2026年1月28日、ネパール国マデシ州サプタリ郡のプロジェクト現場Google Mapリンクにて執り行われた式典には、ネパール側実施機関であるエネルギー水資源灌漑省(MoEWRI)事務次官のサリタ・ダワディ(Ms. Sarita Dawadi)氏をはじめ、在ネパール日本国大使館の進藤参事官、JICA関係者など、両国の発展を支える多くの要人が参列しました。当社からは、代表取締役の森 卓が出席したほか、2年間にわたり現地に駐在し、最前線で施工監理を含む無償資金協力事業の円滑運営を支援した案件チームメンバーも出席しました。
式典では、ダワディ事務次官らより、本事業の完遂に対する多大なる謝辞をいただきました。特に、厳しい環境下でプロフェッショナルな職務を全うした弊社社員、および施工を担当した建設業者関係者の献身的な貢献に対し、深い感謝の意が表されました。
2.歴史的インフラの再生と弊社の役割
本事業の対象となった「チャンドラナハル灌漑地区」は、1927年に建設されたネパールで最も歴史ある灌漑施設の一つです。約100年にわたり地域の農業を支えてきたこの至宝とも呼ぶべきインフラを次世代へ引き継ぐべく、弊社は2020年の協力準備調査の段階から参画しておりました。
世界的なパンデミックや、2024年の記録的な豪雨による河川決壊など、プロジェクトは幾多の困難に直面しておりました。しかし、弊社は実施機関のコンサルタントとして、技術的知見と調整力において最善策を講じることを心掛け、施工監理を含む 無償資金協力事業支援に臨み、本事業を完遂しました。
工事前後の例
3.地域社会への貢献と未来への展望:完成は「始まり」
改修された用水路サイホン、横断排水工、水路横断橋等の施設により、灌漑用水の搬送効率を本来機能に回復させることができます。これにより、雨期・乾期双方での作付面積拡大が見込まれ、地域の食糧安全保障と農家の生活向上に直接的に寄与します。
しかし、施設は完成しましたが、ここからが本当の始まりです。弊社は、改修された施設が今後も適切に維持管理され、農家の方々が持続的に活動できるよう、引き続き必要な支援を続けてまいります。

集合写真 左から3番目:森社長 右から3番目:本業務リーダー 佐藤
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