コラム

 30代男性

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専門性も大切だけど…
 開発援助は、複数の専門家が一つのチームを組み、プロジェクトの成功に向けて活動していくものです。このようなプロジェクト単位の仕事においては、専門家が自身の主張に固執してしまうことがしばしばあります。これは、個人のキャラクターに加えて、その道の専門家足るべく努力を重ねてきた自負があったり、途上国のカウンターパートと対等に渡り合うために主張癖を磨いてきたことなどが背景にあると思います。

 しかし、昔の不良少年マンガのように、意見の違う二人が「けんかして仲良しになれる」場合はよいのですが、自己主張の度が過ぎるとプロジェクト自体がうまく回らなくなってしまいます。このように考えると、コンサルタントとして活躍するには、専門性や語学力だけでなく、「チームワークへの意識」が非常に重要であることに気付かされます。
 専門性や語学力ももちろん大切ですが、学生のうちは部活やバイト、恋愛をたくさんして、周囲と協力してなにかを成し遂げる、という経験をたくさん積んで欲しいと思います。一見回り道のような経験が、実はコンサルタントになって活きてくる、そういうことがたくさんあるように感じます。
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チームワークが一番大事(笑)


 私自身、コンサルタントとしてまだまだ半人前ですが、自分の担当分野だけでなく、プロジェクト全体を見渡して、プロジェクトが成功するための骨太の方針を意識しながら、仕事に励んでいきたいと思っています。



20代女性

 ある国で一番神経を使うのが、空港です。一部の空港職員は様々なことに言いがかりをつけ、個室に連れて行ってボディーチェックを行ったりします。出国手続きもすべて終わりゲートで待っている時に、飛行機がないという理由での欠航がアナウンスされたこともありました。飛行機がないことは数時間前から分かっていたはずなのに、不思議なシステムです。

 しかし空港以外では非常に過ごしやすく、治安もいいようで夜には数千万円するような車が何台も路上駐車されていたりします。また、この国の人たちは一緒に仕事をする際に細部にまでこだわって時間をかけるなど、日本人と似ている部分も多く見受けられました。

 空港を使うたびに少し嫌な思いをすることも多々ありますが、一緒に仕事をしていくからにはこれからも彼らのすてきな所を見つけていきたいと思います。