社員紹介

滝川 永一
入社の動機
 海外にて何が出てくるか分からない面白さ、また出てきた何かに応える活動の楽しさを知ってしまったことから、その面白さや楽しさを実感できる会社に入社したいと思いました。
現在の仕事
 これまで、乾燥地で必要とされる節水灌漑技術に関する業務を中心に、中近東地域にてプロジェクトに従事してきました。これらプロジェクトを通して、農民達との協同活動や研修活動も実施してきましたが、これら経験をふまえ、現在では、アフリカ地域での調査において、農民組織や住民参加に関する活動を実施しています。政府のガバナンス能力が低いと言われるアフリカ地域においては、組織規模が比較的小さい農民組織による自立的開発が適していることもあり、農民達との活動を通して、彼らの自立心の醸成、農民組織化および組織強化を図っています。
今後に向けて
 コンサルタントとして少ないながらも経験を積み、同分野に限らず他分野の諸先輩との出会いを振り返ると、果たして自分がコンサルタントに適しているかという想いを感じています。入社動機として挙げた何が出てくるか分からない面白さ、また出てきた何かに応える活動の楽しさにおける何かに応える活動は、困難なものが多いですが、その困難なものに対して、芸術的とも感じられる応えを導き出すコンサルタントが存在するのは事実です。その感覚は、経験から習得できるものもあるようですが、概してその人の持つ特性によるものが多いようです。どこまでその感覚の高みに到達できるか不明ではありますが、その感覚を高めるべく、日々精進し、経験を積み重ねる日々です。
竹村 麻依子
入社の動機
 大学院修了後も漠然と農業にかかわりたいという思いで参加していた青年海外協力隊の任地の近くで灌漑開発の開発調査が実施されていて、今の会社の前身の会社の方にお会いする機会がありました。さらに最初に参加した協力隊の任地に建設されていた灌漑施設も今の前身の会社が手がけたものだった、という何かしらの縁を感じたことと、当時は現地の人々と共に農業支援を通じて収穫の喜びを分かち合いたいという思いもあり、入社しました。
現在の仕事
 入社以来、アフリカでの農業農村開発分野の開発調査や技術協力プロジェクト等で、現地の行政官やスタッフ等と一緒にコメや野菜の栽培技術の改善や、技術普及に関する調査や試験栽培等を行ってきました。育休取得後は、現地業務の機会はかなり少なくなりましたが、国内での研修事業や他のプロジェクトの支援等を行っています。
今後に向けて
 これまで生産の現場で、技術改善を通じて現地の人々の生活を豊かにできるかを考えることが多かったのですが、子供を持つようになってからは特に、食の安全や栄養問題等、農業生産だけではなく食を取り巻く環境に対する関心が高くなりました。今後このようなプロジェクトにも関わっていけるよう自己研鑽に励みたいと思います。
片山 祐美子
入社の動機
 ODAについては、多方面からの賛否両論、様々な意見が聞かれるが、実際はどのような世界なのだろうというちょっとした興味。大学院時代の半分近くを過ごしたアフリカの小国、ガンビア共和国への想いを共有できる人がいるかもしれない。これが入社の動機です。
現在の仕事
 入社以来、アフリカにおける開発調査や技術協力プロジェクトに従事しています。これまでは、紛争影響地域におけるコミュニティ開発計画策定支援案件に携わり、住民への聞取り等を通した社会調査を主に担当してきました。現在は、それら経験を活かし、アンゴラ共和国で実施中の稲作開発案件において、ジェンダー配慮や効果的な普及のための組織化を図るべく、住民の要望や、社会・文化的背景を理解するための調査を行っています。
今後に向けて
 アフリカの人たちとともに考え、ともに笑い、ともに興奮できるようなプロジェクトに関わりたいです。そのために、“よそ者”として現地の人々と協働する中で、活動が継続・発展していけるような“旨み”探しの名人になることが目標です。
小林 維円
入社の動機
 大学、大学院では農業土木を専攻し、修士課程修了後、新卒として入社しました。大学在学中に、学んだ事を活かし途上国の開発援助に携わる仕事として開発コンサルタントという職種を知り、将来の目標として意識するようになりました。 就職活動時は、開発コンサルタントか青年海外協力隊参加の二択しか頭にありませんでしたが、その中でもNTCインターナショナルは農業・農村開発分野に強みがあり、未だ取り組むべき課題が多く残されているアフリカ地域を中心に業務を行っていた点に魅力を感じ、縁あって入社しました。
現在の仕事
 政府開発援助に係る仕事がほぼ全てです。入社後すぐに、中東の地方農村での開発調査型技術協力に参加する機会を与えられ、右も左も分からないうちから海外の現場に放り込まれました。上司や先輩社員の指導や助けを得ながら、業務調整という立場を通して初めてのコンサルタント業務を経験しました。その後は、アフガニスタンでの組織体制強化を目的とした技術協力プロジェクト、日本の農林水産省の補助事業など、途上国の人材育成に関する業務に従事し、自分が専門とする農業土木・農業工学がまだまだ途上国では必要とされる分野だと認識する機会になりました。
 近年は、アフリカ東部での灌漑開発調査に水文・水資源の担当として、学生時代に学んだ専門性を活かした業務に従事する機会を得たり、短期専門家として小規模灌漑地区内での水配分のためのマニュアル作成業務に従事する等、徐々に責任の重い業務を任されるようになってきました。この他に、グループ会社の業務支援として、地方自治体が発注する日本国内の業務に従事することもあり、日本の高い技術に接し知見を広げる機会になっています。
今後に向けて
 入社からもうすぐ10年が経ちますが、まだまだ技術者としては未熟なので、ベテラン技術者の知見や技術を吸収し、一人前の技術者としてODAの現場で仕事ができる様になりたいです。そのためにも、まだまだ勉強しなければいけない事、もっと深く勉強したい事が尽きないため、最近は大学院博士課程にも通い始め、スキル・キャリア アップのために研鑽を積んでいます。また、ここ数年若手社員の数が急増したので、教わった事を後輩に伝えていける良き先輩にもなりたいですね。
小手川 隆志
入社の動機
 博士(農学)の学位取得後、インターンとして当社に3か月間勤務させて頂く機会がありました。短い期間でしたが、開発コンサルタントの業務を体験し、当社であれば自分がこれまでに学んできた農業分野の経験や知識を活かせると考え、入社させて頂きました。
現在の仕事
 農業関連の技術協力プロジェクトの団員として海外業務に従事しています。任地では、プロジェクトの出納業務や、現地庸人の労務管理を行う一方、現地農協・農家に対する営農指導等も担当しています。
今後に向けて
 日本ではホームセンター等で簡単に手に入る農業資材(種子・肥料・農薬等)が、途上国では入手困難というケースは珍しくありません。こうした状況において、農畜産物の品質・生産性の向上や農業経営の改善に繋がる現実的な提案が現地では求められています。海外業務では一筋縄では解決できない課題に幾度となく直面し、途方に暮れることもままありますが、その分、やり甲斐も強く感じています。未だ若輩者ではありますが、農業の専門家として任地の農業発展に貢献できるよう日々精進したいと思います。
小山 知昭
入社の動機
 幼い頃から河川そのものに興味を持っており、学生時代には海外において国際河川から導水している水利施設の調査を経験しました。このような背景から開発途上国において、大河川を対象とした調査や、水利施設計画に従事する仕事を目指し、入社に至りました。
現在の仕事
 主に灌漑施設計画事業の一員として、灌漑施設設計に関する仕事を担当しています。赴任国では河川や地盤等の自然条件調査や、施設の設計図面の作成、施設建設に必要な事業費積算を行うほか、現地の受益農家に対して灌漑施設の維持管理に関する指導を行うこともあります。また一方で、大学等の学術機関が取組んでいる研究活動へ参加し、技術開発への支援も試みています。
今後に向けて
 開発途上国にとって、私達の活動がこれほど喜ばれるものであるとは予想以上でした。灌漑を中心とした農業のスペシャリストになることを目指し、多くの技術を身につけると共に、研究者との連携や、他の民間企業との連携にも積極的に取組み、開発途上国の方々にもっと喜んでもらえるよう、日々勉強してきたいと思います。
加藤 綾香
入社の動機
 漠然と開発途上国に関わる仕事がしたいと考えていました。様々な関わり方がある中で、実際に現場で現地の人と共に仕事をしていくという点が魅力に感じ、入社いたしました。
現在の仕事
 入社後まもない時期から、アフリカの農業案件で海外現地業務を行うことができました。その後は、バックグラウンドは農業土木ですが、中東、アフリカの灌漑案件、研修業務など幅広く業務を行っています。現在は、現地から研修生を受け入れ、視察や演習を通して、技術を身に付けてもらう研修業務が多いです。
今後に向けて
 海外業務は、その国々、人々によって常識・考え方が異なるゆえに、型にはめることができず、日々、試行錯誤をしながら進めなくてはならないところに、面白みを感じています。一方で、知識・経験不足ゆえに、適切なアドバイスができない時等は、無力さを感じることも多いです。今後は、経験を重ね、適格なアプローチで結果を引き出せるコンサルタントになりたいと考えています。
飛山 翔子
入社の動機
 小さい頃、紛争や飢餓の暗いニュースでしか知らなかった「アフリカ」。興味を持って少し足を踏み入れてみると、自然も人も多様性にあふれたとても魅力的なところでした。仕事でもアフリカと関わり続けたい、と考えた末に開発コンサルタントを目指すことにしました。アフリカ地域での農業・農村開発分野の実績、そして現地の人たちのことを一番に考えてプロジェクトに取り組む姿勢に共感し、NTCIに入社しました。
現在の仕事
 スーダン国北部のナイル川沿いの地域で灌漑農業の技術協力プロジェクトに従事しています。現地では業務調整役としてスーダン側関係機関との会議の調整・準備、業務費の出納管理、現地スタッフの労務管理等を行うほか、栽培/研修管理担当として栽培実証圃場のモニタリング、農村女性グループの活動支援、組織・財務管理能力強化にかかる研修を計画・実施しています。プロジェクトの活動が多岐にわたるので同じチームの日本人専門家、スーダン人スタッフとのチームワークが非常に重要になります。
今後に向けて
 開発の現場に入ってみて感じるのは「持続性」のハードルの高さです。もちろん決めるのは現地の人たちであって、私たち外部者が”開発”を押し付けることはできません。しかし彼らがプロジェクトで紹介された技術を良いものと認め、納得し、自分たちのものとして無理なく採り入れていけるよう、よく考えて働きかけていきたいと思っています。そのために彼らの社会・文化的背景や行動・思考様式も捉えられるよう最大限努力していきたいです。
佐藤 文香
入社の動機
 農業が身近にある環境で育ち、日本の農業技術をいつか海外で生かしたいという想いで、学生時代にはエジプトの水稲の節水栽培を研究し、現地と日本の田んぼを駆け回る日々を過ごしていました。研究の傍ら、インドでのJICA技術協力プロジェクトでインターンした際に、実務を肌で感じ、コンサルタントの働き方や魅力を語る姿に惹かれ、こんな風に働きたい!と想い、この業界で働くことを決意しました。
現在の仕事
 入社後は、エジプトでの灌漑分野の情報収集・確認調査に業務調整として従事し、人と折衝することの大変さと面白みを経験しました。また、アフリカからの研修員を日本に迎えて行う研修の運営を行い、日本の稲作技術を広める現場に立会うことができ、やりたいと思っていたことを業務の中に感じつつ、仕事をしています。
日本にいるときは、企画営業部員として会社や人材の強みをプロポーザルでどうアピールするかということを考えながら、様々な仕事をしています。
今後に向けて
 「稲作という専門性」を磨き、現場で「人づくり」に関わり、「開発コンサルタントの広告塔」になれるような人材になりたい!という入社時の目標は今も変わらず持ち続けています。まだ一人前、いや半人前にもなっていませんが、今後も現地の人たちと一緒に汗を流しながら働いていきたいと思っています。